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長野ブラックホール天文教育研究会
銀中祭り [ 2014 Nov. 15 - 16 ]

晩秋の長野で、「巨大ブラックホール」と「天文教育(普及)」をセットに考える研究会を開催します。 ブラックホールの研究者も、ブラックホールに興味がおありの天文教育者も共に、ブラックホール天 文研究・教育の明日を、熱く語り合いましょう。

日時: 11 月 15 日(土)13:30~16 日(日)12:00
    LOC は大西担当 / SOC は嶺重担当

場所:・戸隠中社の宿坊旅館「二澤旅館」 http://www2.plala.or.jp/futazawa-inn/
   ・長野駅からバス:12 時 30 分発 → 戸隠中社行き(1 つ手前が 二澤旅館前)13 時 29 分、徒歩0分

目的:
 2014 年に、銀河系中心にある巨大ブラックホール Sgr A*のすぐ近傍を、地球の3倍の質量をもつガ ス雲 G2 が通過する予想がたてられ、そのとき銀河系中心で何が起きるのか、観測が活発化している。 おりしも新学習指導要領では、中学校理科の第2分野で「銀河」と「銀河系」が導入された。しかし、 これまで天文教育の中心は太陽系(惑星系)までであり、銀河を素材の教育プログラムはまだまだ例 が少ない。また銀河中心は可視光で見通すことができないため、学校現場での直接観測は困難であり、 実感を得にくいという側面もある。
 そこで、銀河中心に「巨大ブラックホールが実在する」直接的な証拠を得るための天文学的知見や 研究手法を、学校現場での科学リテラシー教育に役立て、宇宙に対する感性向上に活用させるプログ ラムとしてコンテンツ化することを最終目標に、本研究会を開催する。同時に、研究者と教育者を連 携させる枠組みをつくることによって、これまでに無い新しいスタイルの科学教育の創造を目指す。

プログラム概要:

初日(午後): SgrA*に関する研究報告、話題提供、議論
2日目(午前):「SgrA*と天文教育」をテーマの全体ディスカッション
具体的な討議内容は、「銀河中心およびブラックホールを素材の教材開発」 マイクロレンズや、赤外線・電波・X 線観測が中心テーマとなろう。 モデレーターは嶺重が担当。



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