国立天文台研究集会 2011
  『銀河中心Sgr A*の観測的ブラックホール時空研究』
 
研究会の主旨
 宇宙における「ブラックホール探査」は、様々な観測的手法で試みられてきましたが、いずれの観測もブラックホール存在の状況的証拠に留まっているのが現状です。本研究会では、ブラックホール近傍の強重力を直接的に観測し、ブラックホールの存在証明はもちろん、ブラックホール時空を観測することで一般相対性理論の直接検証を目指します。
 この目的のため、本研究会ではターゲットして銀河系中心(SgrA*)を選び、電波観測により「ブラックホール影」を観測することで、時空構造を探る方策を探ります。また、SgrA* 研究の現状について包括的に議論します。
東京大学教養学部(駒場) 数理科学研究科  大講義室Acess%20Map.htmlAcess%20Map.htmlshapeimage_2_link_0
高橋労太氏による計算