第103回 5月16日(土) (大学祭期間中)
広報用チラシはこちらからダウンロードできます
10:30~12:00 天体観望会1(太陽黒点、昼に見える恒星、など)=雨天で中止
14:00~15:00 天体観望会2(太陽黒点、昼に見える恒星、など)=曇天で中止
17:30~ 夜の部の受付
18:00~19:00 天文ミニ講座「太陽研究最前線」
講師:愛知教育大学助教 政田洋平
19:00~20:30 天体観望会3「土曜の木金観望会」
- =うす曇りでした。金星と木星がかろうじて観察できました。
19:00〜20:30 3Dシアター「3D宇宙の旅」(複数回上映)
観望天体: 金星、木星、他
- 天文ミニ講座「太陽研究最前線」
- ガリレオ・ガリレイが完全無欠であるはずの天の世界に見つけた小さな綻び、それが太陽のシミ、『黒点』です。ガリレオの太陽観測は「天動説」から「地動説」への人類の宇宙観の大転換の一つのきっかけになったとも言われています。ガリレオが宇宙への扉を開いてから400年がたち、我々の太陽と太陽活動に対する理解も飛躍的に進んでいます。今回のミニ講義では、太陽活動とその原因、太陽活動の理解に貢献する日本の太陽観測衛星『ようこう』と『ひので』による最新の観測結果、そして太陽活動と地球気候の関係などを中心に、太陽研究の最前線についてお話したいと思います。
薄曇りの夕焼けです。
一般公開の受け付けです。
開始時にはまだ曇天でした、、、。
ミニ講座を終える事には、少し晴れてきました。
(一般公開終了後に晴れました・・・)
天文ミニ講座
身近な恒星である「太陽」についての講座でした。太陽のエネルギー源や黒点の正体。これからの地球と太陽の関連についてのわかりやすい解説がありました。講演では、特に「サンシャイン2057」という映画をとりあげ、
・太陽は2057年に活動が弱まるのか?
・太陽に核爆弾を入れたら活動を活発にすることができるのか?
・地球は近い将来氷に覆われてしまうのか?
の3点について科学的に検証していく、という謎解きスタイルでした。
観望会
当日は朝からあいにくの天気で観望会が行えるか心配でしたが、天文ミニ講座の開始から徐々に雲が晴れ、講座終了後には雲の切れ間から金星が現れました。8cm屈折望遠鏡と60cm反射望遠鏡、2種類の望遠鏡で金星の美しい姿を観察していただけました。また、雲の切れ目から木星が見えました。写真は、8cm屈折望遠鏡での観察です。
60cm反射望遠鏡で観察しています。
「3D宇宙の旅」上映会
3D眼鏡をかけて、パソコンの調整中です。3次元映像で楽しめますので迫力満点です。天文学研究室の学生に依り解説が行われます。今回の3D上映会では、銀河中心や木星の話を交えながら宇宙の旅を上映しました。他にも見たい惑星を子どもたちに聞いて、いろんな角度からみたり、その惑星の特徴について話したり・・・。子どもから大人まで多くの方に宇宙の大きさや構造を体感しながら見ていただけたと思います。次回の上映では今回とは違う内容で、旬な天文ニュースを交えながらお届けしたいと思います!
参加者状況
参加者 40〜50名
3D入場者 26名
(アンケート協力者35名)
- 性別(人)
- 男 23
- 女 11
- 年齢(歳)
- ~9 2
- 10~19 3
- 20~29 7
- 30~39 0
- 40~49 7
- 50~59 8
- 60~ 8
- 区分(人)
- 小学生前 0
- 小学生 4
- 中学生 1
- 高校生 0
- 大学・院生 3
- 社会人 20
- 主婦 4
- その他 3
- この一般公開を何でお知りになりましたか?
- 学内ポスター 3
- 学外ポスター,チラシ 3
- 新聞 0
- インターネット 12
- ML 0
- 口コミ 8
- 市の広報 0
- TV・ラジオ 0
- 前回の案内 14
- その他 1
- 愛知教育大学との関係は?
- 教職員・家族 1
- 学生・院生・卒業生 6
- 一般市民 28
- 今までの一般公開に参加したことがありますか?
- はい 27
- いいえ 8
- ♪「はい」と答えた方
- 1~5回 5
- 6~10回 5
- 11~15回 4
- 16回以上 13
- 大学までの交通手段は?
- 公共交通機関(バス) 6
- 自家用車・バイク 28
- 自転車・徒歩 1
- 電車 0
- 天文ミニ講座「太陽研究最前線」
- 内容
- とてもためになった 21
- 楽しかった 12
- つまらなかった 0
- 不参加 0
- レベル
- とても難しかった 0
- 少し難しかった 18
- 適度であった 16
- やさしかった 0
- 時間
- 長すぎる 2
- ちょうどよい 30
- 短すぎる 1
- 「Mitaka」による「3D宇宙の旅」上映会
- 内容
- とてもためになった 3
- 楽しかった 6
- つまらなかった 0
- 不参加 13
- レベル
- とても難しかった 0
- 少し難しかった 0
- 適度であった 6
- やさしかった 3
- 時間
- 長すぎる 0
- ちょうどよい 8
- 短すぎる 1
- 講座で取り上げてほしいテーマや,観たい天体などがあればお書きください。
- 【テーマ】
- ・大きい星、小さい星の形成過程。
- ・ダークマター、ダークエネルギー。その最新情報。
- ・ひも理論。
- ・火星移住の件。
- ・ベテルギウスで今何が起きているのか。
- ・超新星爆発とはどのようなものか。
- ・ブラックホールとはなにか。
- ・地球外生命体の発見はいつごろになるのか。
- ・太陽系内で、エウロパなどの氷や水の存在が確認されているが、生命体の発見の可能性はあるか。
- ・惑星などの動きを力学的な視点で解説してください。
- ・太陽について
- ・ガリレオ=ガリレイについて
- ・オリオン座の歴史
- ・天文研究の最前線の惑星をわかりやすく伝えてもらえるとありがたいです。今回の太陽はとてもよかった
- です。
- 【観たい】
- ・土星をカッシーニの隙間が見えるくらいに拡大して見られたらうれしいです。
- ・ベテルギウス
- ・シリウス
- ・グリーゼ581
- ・タランチュラ星雲
- ・月
- ・土星
- ・オリオン座の星
- その他今日の感想やお気づきの点,質問等がございましたらお書きください。
- ・プレゼンがとてもわかりやすく、視覚的にも素晴らしかった。また、最前線の研究自体が温故知新
- であるように思いました。過去の事から未来をみつめることになるでしょう。
- ・太陽フレアの再加熱問題は解決したのでしょうか?
- ・資料が白黒だからわかりにくい!文字でも説明して欲しい。
- 画面でも白黒のところがあるから、そこは口でちゃんと説明してほしいです
- スマホなど日じょうでつかうものをたとえにしたからわかりやすかった。でもちょっと意味がわからなかった。
- ・黒点の話がたのしかったです。スマホの例えがわかりやすかったです。晴れ間があってよかったです。
- ・うすぐもごしだったけど思ったよりキレイに見えて感動しました。
- ・黒点をそうめんにたとえるなど、難しい内容をなるべくわかりやすくする工夫がよかった。また、動画や画
- 像を多く使用し、その内容を記したスライドをほぼそのままプリントにしていたためおさらいがしやすくなった。
- ・子どもにも分かりやすいように、例えが多く良かったと思います。
- ・太陽の話、大変興味深かったです。温暖化より寒冷化が心配になってきました。最新のテクノロジーをもっ
- て我々は過去におきた寒冷期に似た環境をのりこえられるのでしょうか。
- ・資料が画像しかなかったので説明もいれてほしいです。子どもにとって少しむずかしかったので子どもにも
- 分かるような説明をしてほしいです。あるものにたとえて説明するとまた、意味がわからなくなるのでふつう
- に言ってもらいたいです。黒点の平均の大きさはどれくらいですか?
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