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一般公開日誌
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第１０６回 七夕観望会３： ８月２２日（土）
８月２０日は「旧暦の七夕（伝統的七夕）」です。この時機、天の川観測に最適！
夏休みの思い出に、、、星空観望をいかがですか？
ポスター／チラシはこちらから
１７：３０～ 夜の部の受付
１８：００～１９：００ 天文ミニ講座「天の川の光と闇」
講師：愛知教育大学講師 幅 良統
１９：００～２０：３０ 天体観望会３「月と土星が大接近！」
１９：００〜２０：３０ ３Dシアター「３D宇宙の旅」（複数回上映）
観望予定天体： 月、土星、他
- 夏の夜空を煌びやかに彩る天の川。古来人々はこの乳白色の光の帯を眺め、様々な想像をかき立てられたでしょう。現代に生きる我々は、この帯の正体が星の大集団であること、そして、地球を含む太陽系が、この星の大集団「銀河系」の一員であることを知りました。無数の星の光が織りなす幻想的な天の川は、宇宙の美しさを最も身近に体感できる最良の観測対象といえます。
- しかし、人類が目にできる天の川は、その真の姿のほんの一部でしかありません。天の川をはじめ、宇宙に存在する天体は、電波からガンマ線に至る様々な波長の電磁波(=光)で輝いていますが、人間の目は、可視光線と呼ばれる限られた波長の電磁波にしか感度を持っていません。人の目では見ることの出来ない、言わば「暗黒」な波長帯で天の川を眺めると、極めてユニークな新たな姿が浮かび上がってきます。本講演では、様々な波長域における天の川の観測結果を紹介しながら、可視光線の観測だけでは知り得なかった天の川の本質に迫りたいと思います。
ミニ講座、クイズ大会
今回のミニ講義は、「天の川の光と闇」ということで、目に見える可視光線以外の電波を使って、天の川を見てみようといった内容でした。目に見える光では、銀河中心は見えない。だが、X線などを駆使すれば、銀河中心を見ることが出来る。X線観測によれば、銀河系の中心には、超大質量のブラックホールが存在しているとのことです。
来場者の方々は、ブラックホールについて特に興味を持たれたようで、講義終了後にはたくさんの質問を先生方に投げかけていました。
3Dシアター
一般公開恒例の3D宇宙の旅は、今回も天文学研究室配属の学生の解説により上映会を行いました。今回は日誌を書いている私が一人で上映会のスケジュールを回しました。以前の上映会で「上映時間が短い」との声を多くいただいたので、少し時間を延ばして太陽系の惑星を見てまわりましたが、お楽しみいただけたでしょうか。ほかにも「こんな星が見たい！」という意見がありましたら、ぜひ解説する学生まで伝えてください。たくさんのご意見、ご要望をお待ちしています。次回の一般公開においても、3D宇宙の旅にぜひお立ち寄りください！！
天体観望会
一週間前の天気予報では雨が予想され、伝統的七夕かつ夏休みの一般公開だというのにどうなるのか･･････と不安に思っていましたが、天気は快晴！絶好の観測日和になりました。4台の8㎝望遠鏡では月や土星を主に観測していました。特に月は地球照も見え、クレーターがとても美しく見えていました。そんな月を見て、もう１回みる！と言ってくれる子供たちや、土星の輪を初めて見たと言って下さるお客さんもいて、とても楽しい観望会となりました。
参加者状況
参加者 46名
（アンケート協力者５７名）
- 性別（人）
- 男 ２５
- 女 ２０
- 年齢（歳）
- ～9 ３
- 10～19 ５
- 20～29 ３
- 30～39 ５
- 40～49 １５
- 50～59 ７
- 60～ ８
- 区分（人）
- 小学生前 ０
- 小学生 ４
- 中学生 ２
- 高校生 １
- 大学・院生 ２
- 社会人 ２３
- 主婦 １０
- その他 ４
- この一般公開を何でお知りになりましたか？
- 学内ポスター ２
- 学外ポスター，チラシ １０
- 新聞 ２
- インターネット １６
- ＭＬ ０
- 口コミ ４
- 市の広報 ２
- ＴＶ・ラジオ ０
- 前回の案内 １１
- その他 ３
- 愛知教育大学との関係は？
- 教職員・家族 ０
- 学生・院生・卒業生 ４
- 一般市民 ４０
- 今までの一般公開に参加したことがありますか？
- はい ２３
- いいえ ２１
- ♪「はい」と答えた方
- 1～5回 １３
- 6～10回 ６
- 11～15回 １
- 16回以上 ３
- 大学までの交通手段は？
- 公共交通機関(バス） ４
- 自家用車・バイク ３９
- 自転車・徒歩 １
- 電車 ０
- 天文ミニ講座「天の川の光と闇」
- 内容
- とてもためになった ２４
- 楽しかった １７
- つまらなかった ０
- 不参加 １
- レベル
- とても難しかった ４
- 少し難しかった １９
- 適度であった １６
- やさしかった ０
- 時間
- 長すぎる ０
- ちょうどよい ３８
- 短すぎる １
- 「Mitaka」による「３Ｄ宇宙の旅」上映会
- 内容
- とてもためになった １１
- 楽しかった ２０
- つまらなかった ０
- 不参加 ４
- レベル
- とても難しかった ０
- 少し難しかった ５
- 適度であった ２４
- やさしかった ３
- 時間
- 長すぎる １
- ちょうどよい ３０
- 短すぎる ０
- 観望会「月と土星が大接近！」
- 内容
- とてもためになった １４
- 楽しかった ２０
- つまらなかった ０
- 不参加 ２
- 講座で取り上げてほしいテーマや，観たい天体などがあればお書きください。
- 太陽系の星の名前について。例えば、水星はとても熱いと言っていましたが、水も発見されておらずなぜ水星と呼ばれるのか、など。(40代主婦)
- 時刻的に難しいかもしれませんが、水星を見てみたいです。(40代男性社会人)
- 地球、水星、金星(30代主婦)
- 天体写真の撮り方。どうするとうまく天体写真が撮れるか。赤道儀の使い方。(40代男性社会人)
- 冥王星、ISS(中学生女子)
- 身近にある月や太陽系なども知らないことや不思議がたくさんあると思うのでいろいろ知りたいです。(40代男性社会人)
- 月のいろいろなことを取り上げてほしい。(小学生女子)
- 天の川が見たいです。(40代主婦)
- 今年と一緒でいい。子ども向けをやってほしい。(小学生女子)
- すばるを見てみたい。(40代男性社会人)
- 天王星や海王星が観たいです。(40代男性社会人)
- その他今日の感想やお気づきの点，質問等がございましたらお書きください。
- また次回も参加させてもらいたいです。ありがとう。(40代男性社会人)
- 夜景もきれいで感動しました。(40代主婦)
- 土星の輪や月のクレーターがきれいに見えて感動しました。天の川はただ星がたくさん集まっているものだと思っていたので、中心にブラックホールがあると知り驚きました。宇宙から放射線が降ってくると原発事故の時に聞いたのですが、どうして放射線が発生するかわかりました。3Dの旅は銀河系と太陽系の位置関係がよくわかりました。太陽系の星のことがいろいろわかりました。(40代主婦)
- 観望会で土星を見たときに輪っかを見ることができたのですごかったです。実際に土星が動いているのが見えてよかったです。(中学生女子)
- 土星は本当に綺麗で何度見ても飽きることがありませんね。色々な口径で見ると天体も違って見えて面白いものです。(40代男性社会人)
- とても楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。(30代主婦)
- とても天気がよく、星・月・土星がきれいでした。ありがとうございました。(40代男性社会人)
- もっとブラックホールについて詳しく知りたいです。観望会で見た月、暗い部分の輪郭やクレーターも見えてきれいでした。ありがとうございました。(中学生女子)
- 今日は大気がよくて、土星や月がきれいに見えてよかった。ありがとうございました。(60代男性社会人)
- わかりやすく説明していただきとてもおもしろかった。ありがとうございました。いくつか出た質問の応答がよかったです。わかりやすかったです。3D宇宙の旅もよかったです。すごかったです。月のクレーターを望遠鏡で見たのが生まれてはじめてでしたから、感動しました。土星の輪も見ることができてよかったです。(40代男性社会人)
- ぜんぶいろんな天体のことが知れてよかった。(小学生女子)
- 久しぶりに来てとても楽しかったです。天気も良くて最高でした。(40代男性社会人)
- 科学館のチラシを見て参加しました。子どもにも楽しめるのかなと思い家族で来ましたが、前半はちょっと素人にはむずかしいですね。でもまたこのような機会があれば参加してみたいと思います。(40代主婦)
- さらに興味がわいた。次回、期待して参加します。(60代男性社会人)
