愛知教育大 天文台


一般公開のご案内 (2015〜 )

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |



愛知教育大学 天文台 since 2015-01-08

Last updated 2022-01-05

第126回 2018年 4月 14日(土曜日)

どなたでも参加できます(予約は不要です)
観望会時の屋上は寒いです。寒さ対策をして下さい。

LinkIconポスターA/チラシはこちらからLinkIconポスターB/チラシはこちらから

      18:00~19:00 天文ミニ講座「X線観測衛星『ひとみ』が観た銀河団 」

  •                    愛知教育大学 准教授 幅 良統

      19:00~20:30 天体観望会「冬の大三角と春の大三角」

      19:00〜20:30 3Dシアター「3D宇宙の旅」(複数回上映)

  • <天文ミニ講座>
  •  銀河団とは,数百から数千個の銀河の大集団の ことを指し,重力的に束縛された宇宙最大の天 体です.可視光線の観測では,文字通り,銀河 が密集して存在していることが確認できますが, X 線で観測をすると,希薄で高温 (数千万から 数億度) のガスが銀河団全体を覆うように存在 していることがわかります.このガスを構成し ている元素の割合や,ガスの運動速度を観測的 に測定できれば,宇宙における元素合成 (=化学 進化) や宇宙の構造形成の解明につながると考 えられています. 2016 年に打ち上げられた日 本の X 線天文衛星「ひとみ」は,初期運用中に ペルセウス座銀河団の観測を行いました.「ひと み」には,従来の X 線天文衛星に比べ,10 倍以 上も高い精度で X 線のエネルギーを測定できる 観測機器が搭載されており,様々な元素が放つ 特性 X 線の強度およびガスの運動速度を精密に 測定しました.本講演では,「ひとみ」の観測結 果を中心に,宇宙最大の天体である銀河団につ いて紹介します.
  • <夜の天体観望会>「冬の大三角と春の大三角」
  • このころ東の空には「しし座」や「おとめ座」、 「春の大三角」が見えるようになります。(観望 会終了後の時間帯になってしまいますが)東の 空には「木星」が久しぶりに見えるようになり ます。西の空にはまだオリオン座やおうし座な ど冬の星座も輝いております。間もなく、星座 の世界も春になります。移り行く冬の寒空の星
  • 座を名残惜しんで下さい。
  • 天文台(観望会会場)は、まだまだ寒いです。 暖かい服装にてお越し下さい。



#126回一般公開HP掲載資料.pdf