愛知教育大 天文台


一般公開のご案内 (2015〜 )

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愛知教育大学 天文台 since 2015-01-08

Last updated 2018-05-23


第123回 10月 28日(土曜日):保護者会の日です

どなたでも参加できます(予約は不要です)

LinkIconポスター/チラシはこちらから

      11:00〜15:00 昼の天体観望会

      18:00~19:00 天文ミニ講座「最新ブラックホール探査計画」
                  講師:愛知教育大学 教授 高橋 真聡
      19:00~20:30 天体観望会「少し寂しい?秋の星座を観よう」
      19:00〜20:30 3Dシアター「3D宇宙の旅」(複数回上映)

  • <ミニ講座>『最新ブラックホール探査計画
  • 今回のテーマは「ブラックホール」です。近づいたものは何でも吸い込み、いったん吸い込まれたら光ですら進路を曲げられ脱出できない宇宙の落とし穴です。ブラックホールは、星とは異なり表面のようなものは無く、近づくといつの間にか脱出できなくなる空間領域です。このようなブラックホールは、大きな質量が、非常に狭い領域に閉じ込められるようなことがあると、時間と空間が歪められて形成されることが理論的に予言されています。実際、昨年には重力波の初検出に伴い、ブラックホールがこの宇宙に実在することが観測的に始めて示されました(それ以前は間接的状況証拠からの推測でした)。とはいえ、ブラックホールの状態や、その周りがどうなっているかなど、まだまだ多くの謎が残されています。この謎に向けて、ブラックホール研究者はどのような取り組みをしているのか紹介します。
  • <昼の天体観望会>『太陽黒点と昼間でも見える星』
  • 太陽の表面には黒いシミが見えることがありま す。これは「太陽黒点」と呼ばれるもので、太 陽の活動の指針になります。黒点とは何か? 小型の望遠鏡で観察してみましょう!


  • <夜の天体観望会>『少し寂しい?秋の星座を観よう』
  • 天頂付近には「夏の大三角」と「秋の四辺形」が楽しめます。東空からは秋の星座が昇り始めますが、明るい星は少なめでちょっと寂しい季節です。フォーマルハウト(みなみのうお座)とアンドロメダ銀河を探してみましょう。観望会に先立ち、21日ころには『オリオン座流星群』が極大となります。見頃は前後の4~5日間の未明で、1時間に5個程度が期待できます。月明かりの影響がなく、条件がたいへんよいです。

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