愛知教育大 天文台


一般公開のご案内 (2015〜 )

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愛知教育大学 天文台 since 2015-01-08

Last updated 2018-11-12

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これからの一般公開の予定  2018年度

会場: 愛知教育大学 自然科学棟5階 518室 & 天文台


第128回(追加) 2018年 7月 7日(土)

   どなたでも参加できます(予約は不要です)。
   ミニ講座、3Dシアターはお休みです。

  • 19:00~20:30 七夕の観望会
  • 7月7日(七夕)の観望会は、雨天中止となりました。
  • 8月の天文台一般公開にご期待ください!!
  • 実は。。。旧暦の七夕(「伝統的七夕」とも呼ばれます)は<8月17日>なんです。
  • この頃ですと、晴れた夜空を期待できそうです。
  • もしも今回、雨天中止の場合、是非、8月4日(土)、8月18日(土)の回にお越し下さい。
  • 8月の一般公開は「ミニ講座」と「3Dシアター」も開催しますので、雨天でも開催します。




第129回(←128回) 2018年 8月 4日(土曜日)

LinkIconポスターA/チラシはこちらからLinkIconポスターB/チラシはこちらから

   どなたでも参加できます(予約は不要です)

  • 18:00~19:00  天文ミニ講座「中性子星の物理入門」
  •                愛知教育大学 准教授 阿武木啓朗
  • 19:00~20:30 夜の観望会「土曜の木金観望会」
  • 19:00~20:30 3Dシアター


  < 天文ミニ講座「中性子星の物理入門」>

  • 物質を際限なく圧縮していくとどうなってしまうのか、誰でも子どもの時に一度は
  • 考えたことがあるのではないでしょうか。身の周りの物質で密度の高い物質とい
  • いますと、鉄や鉛が思いつきますね。鉄を例にとると、角砂糖一個の大きさで約8gです。
  • 物質をもっともっと圧縮するには圧力が必要です。地上の実験では数百万気圧の圧力を
  • 発生させるのが限界ですが、その実験によりますと、地球中心部のような高圧の環境
  • (約360万気圧)になると、鉄原子は自らの化学ボンドを組み替え、より稠密な格子構造
  • へと変化するということが分かっています。
  • さて、宇宙に目を転じますと、我々の宇宙には「中性子星」と呼ばれるとてつもなく密度
  • が大きい星が存在することが分かっています。その密度は角砂糖一個あたり10億トンに
  • 相当し、中心部での圧力は10^(29)気圧(1兆気圧の1兆倍のさらに10万倍!)に達します。
  • 今回のミニ講座では中性子星をテーマとし、その存在がどのように予測され、発見に至ったか
  • について歴史を振り返り、現在までに発見されているいくつかの個性豊かな中性子星を取り
  • 上げながらその驚異的な性質について解説します。また、中性子星の合体による重力波検出
  • などホットな話題にも触れ、中性子星の内部での物質の姿に迫ります。

  < 夜の観望会「土曜の木金観望会」>

  • 夏の大三角が天頂付近に見えるようになります。 西空には「金星」が、南空にはさそり座
  • の赤いア ンタレスが見えます。アンタレスを挟むように、「木星」と「土星」が見えます。
  • 東空には「火星」 も登場。4つの惑星を同時に観る機会は希なの で、是非この共演を堪能
  • して下さい。





 名古屋地学会一般向け観望会 2018年 8月 18日(土曜日)

LinkIconポスター/チラシはこちらから

   どなたでも参加できます(予約は不要です)

  • 18:00~19:00  天文講座「火星大接近」
  •                愛知教育大学 名誉教授 澤 武文 氏
  • 19:00~20:30 夜の観望会「火・木・金・土を観よう!」
  • 19:00~20:30 ( 3Dシアター:未定 )

  < 天文ミニ講座「火星大接近」>

  • 火星は,ほぼ 2 年 2 ヶ月毎に地球に近づきます. ただ,惑星の軌道が楕円のため,接近時の距離は, 年によって変化します.火星は最接近時の距離の 変化が大きいことでも知られています.2003 年 8 月の最接近では,5 万年ぶりの大接近として話題 になりました.今年の 7 月 31 日の最接近は,2003 年以来の大接近となり,火星の見かけの直径は 2003 年の大接近時の 0.97 倍と,ほぼ同じくらい になります.ただ,最接近のときは,真夜中に南 中するため,夕方の観望会の時間帯ではまだ東の 空の高度の低い位置にしか現れませんので,観望 には向きません.それで,まだ火星が比較的大き く見え,高度もそこそこに高くなる 8 月 18 日の 開催としました.このときの火星の大きさは 2003 年の最接近時の 0.92 倍で,2005 年~ 2016 の 6 回 の最接近時よりも大きく見えます.また,火星は 多くの探査機によって詳細な観測が行われていま す.今回は,15 年ぶりの火星大接近にちなんで, 火星についての話題をお話しします.

  < 夜の観望会「火・木・金・土を観よう!」>

  • この日の夕方には,西の空に金星,南西の空に 木星,南の空に土星と半月,東の空に火星が輝い ており,一度に 4 つの惑星と月を見ることができ ます.この観望会では,惑星を中心に観望を行っ ていきたいと思います.望遠鏡で見る金星は,空 に輝く月と同じように,ちょうど半月状の姿をみ せてくれます.木星は 2 本の縞模様と,4 つのガ リレオ衛星がほぼ一直線状に並んだ姿をみせてく れます.土星は,環の傾きが大きく,とても見や すい状態になっています.また,土星の衛星もい くつか見えると思います.火星は,大接近といっ ても,正直,他の惑星のように,そんなに大きく はっきりと見えるわけではありません.「黒っぽ い模様が見えてくれればよし」と思う程度です. ただ,肉眼では非常に明るく,しかも赤く見えま す.また,望遠鏡で観ても,その赤みがかった色 は,白っぽく見える金星や黄色っぽく見える木星 や土星とは違った雰囲気があります.この大接近 の火星も,望遠鏡で是非お楽しみください.



第130回 2018年 10月 27日(土曜日)

LinkIcon<準備中>ポスター/チラシはこちらから

   どなたでも参加できます(予約は不要です)

  • 18:00~19:00  天文ミニ講座「宇宙の噴水!? :宇宙ジェットの謎」
  •                愛知教育大学 教授 高橋真聡
  • 19:00~20:30 夜の観望会「火星と木星と秋の星座」
  • 19:00~20:30 3Dシアター



!  注  意  !

  • 冬場:屋上は非常に寒くなりますので,十分な防寒着が必要です.
  • 観望会の間は足元が暗くなりますので,ご注意ください
  • かかとの高い靴や短いスカートは避けてください
  • 大学構内での場所の案内は,看板や掲示に注目ください
  • 自家用車でお越しの場合,大学構内の駐車場をご利用ください