これからの一般公開の予定 2018年度
会場: 愛知教育大学 自然科学棟5階 518室 & 天文台
第130回 2018年 10月 27日(土曜日)
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どなたでも参加できます(予約は不要です)
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- 11:00~15:00 昼の観望会「 太陽黒点と昼間でも見える星」
- 18:00~19:00 天文ミニ講座「宇宙の噴水!? :宇宙ジェットの謎」
- 愛知教育大学 教授 高橋真聡
- 19:00~20:30 夜の観望会「土星と火星と秋の星座」
- 19:00~20:30 3Dシアター
< 天文ミニ講座「宇宙の噴水!? : 宇宙ジェットの謎」>
- 通常の銀河に比べて膨大なエネルギーを放出 している活動的銀河が数多く観測されておりま す。その中心核領域からは、しばしば「宇宙ジェッ ト」と呼ばれる、ほぼ光速のプラズマ(電離ガ ス)のビーム流が噴出しています。宇宙ジェット の起源は、現代天文学における重要課題の一つ になっております。
- 近年の電波 VLBI 観測により、 そのジェット の付け根領域の様子が詳細に観測されるように なってきました。宇宙ジェットを構成するプラズ マがビーム形状になるしくみや、いかにして光 速度近くまで加速されるのかについて、私たち が提案する相対論的プラズマ流モデルを紹介し ます。 活動的銀河の中心核領域からは、電波から X 線に至る幅広い波長域での膨大な高エネルギー 放射も観測されますが、これらの宇宙ジェット放 出や高エネルギー放射の活動性の黒幕は、実は、 超巨大な回転ブラックホールであると考えられ ています。様々な波長帯域での異なる観測手法 により、どのような「ブラックホール時空の探 査」が行われているかについても紹介します。
< 夜の観望会「土星と火星と秋の星座」>
- 木星は西の空に移動してしまいますが、火星と 土星はまだ見頃です。夏の大三角に加えて、東 からは秋の四辺形が見えるようになります。秋 になり空気は澄んできますが、秋の星空はちょっ と寂しげです。この機会に「フォーマルハウト」
- (みなみのうお座の一等星)を探してみましょう。 このころ、オリオン座流星群が極大になります。
! 注 意 !
- 冬場:屋上は非常に寒くなりますので,十分な防寒着が必要です.
- 観望会の間は足元が暗くなりますので,ご注意ください
- かかとの高い靴や短いスカートは避けてください
- 大学構内での場所の案内は,看板や掲示に注目ください
- 自家用車でお越しの場合,大学構内の駐車場をご利用ください