これからの一般公開の予定
会場: 愛知教育大学 自然科学棟5階 518室 & 天文台
第119回 5月 20日(土曜日):大学祭開催期間中です
どなたでも参加できます(予約は不要です)
ポスター/チラシはこちらから
11:00〜15:00 昼の天体観望会
18:00~19:00 天文ミニ講座「オリオン座が無くなる日
〜星の進化と超新星爆発〜」
講師:愛知教育大学 講師 政田 洋平
19:00~20:30 天体観望会「春の大曲線と木星」
19:00〜20:30 3Dシアター「3D宇宙の旅」(複数回上映)
- <ミニ講座>『 オリオン座が無くなる日 〜星の進化と超新星爆発〜』
- 冬の代表的な星座であるオリオン座. その一角 を占めるひときわ大きな星がベテルギウスです. 地球から約 600 光年の距離にあるベテルギウス は, 赤色超巨星段階に入った寿命が尽きる直前の 星です. ベテルギウスのような太陽よりも遥か に重たい星は, 死を迎える際, 『超新星爆発』と 呼ばれる大爆発を起こし, 中性子星やブラック ホールなどの高密度天体と星雲を残骸として残 します. 有名な『かにパルサー』や『かに星雲』 は 1054 年に起きた超新星爆発の名残であり, 藤 原定家が書いた『明月記』には, この超新星爆 発の観測記録が残されています. 驚くべきこと に, かに星雲を作った超新星爆発は地球から約 7000 光年の距離で起きたにも関わらず, 出現直 後は金星ほどの明るさになり, 約 20 日間はその 輝きが昼間に肉眼でも観測できたと言われてい ます. このように星の一生の最期を彩る超新星 爆発ですが, 実はその爆発の仕組みは完全には わかっていません. ベテルギウスが超新星爆発 を起こし, オリオン座が無くなってしまう日は来 るのでしょうか? 今回はミニ講座では星の一生 と超新星爆発, そしてベテルギウスが超新星爆 発を起こした時の地球への影響に迫ります.
- <昼の天体観望会>『太陽黒点と昼間でも見える星』
- 太陽の表面には黒いシミが見えることがありま す。これは「太陽黒点」と呼ばれるもので、太 陽の活動の指針になります。黒点とは何か? 小 型の望遠鏡で観察してみましょう!
- <夜の天体観望会>『春の大曲線と木星』
- 北斗七星のひしゃくの柄からアークトゥルス, ス ピカを結んだ夜空を横切る大カーブ,『春の大曲 線』がこの頃見頃を迎えます。スピカの近くに見 える木星と春の大曲線の共演を楽しみましょう。
! 注 意 !
- 冬場:屋上は非常に寒くなりますので,十分な防寒着が必要です.
- 観望会の間は足元が暗くなりますので,ご注意ください
- かかとの高い靴や短いスカートは避けてください
- 大学構内での場所の案内は,看板や掲示に注目ください
- 自家用車でお越しの場合,大学構内の駐車場をご利用ください