長野ブラックホール天文教育研究会(銀中祭り)プログラム
プログラム概要:
・初日(午後): 銀河系、ブラックホール、SgrA*に関する研究報告、話題提供
・宿 泊 : 山田温泉平野屋にて、ミーティング、天候により観望会を開催予定。
・2 日目(午前): 「ブラックホール、SgrA*と天文教育」をテーマの全体ディスカッ ション
*本研究会は、科研費基盤研究 C「銀河系中心天体 Sgr A*事象を使った教育活動とその評価」
(代表:大西浩次)の助成を受けています。
(数字は、講演時間(分)+質疑応答時間(分)です。)
- 第1部:ブラックホール研究最前線(185 分+15 分休憩)
- ・田村隆幸(JAXA/ISAS): 衛星観測データを用いた宇宙科学(30+10)
- ・秦 和弘(NAOJ): VLBI で探る超巨大ブラックホール探査の最前線：前半
- ・秋山和徳(NAOJ): VLBI で探る超巨大ブラックホール探査の最前線：後半
- （秦氏と秋山氏と併せて３０＋１０分）
- 〔休憩 15 分〕
- ・亀谷 收(NAOJ 水沢) : 1水沢での SgrA*モニター観測(10)
- 2ブラックホールと天の川銀河のアウトリーチ活動(10+5)
- ・三好 真(国立天文台) : 銀河 NGC4258 におけるブラックホール近傍のケプラー運動(15+5)
- ・高橋真聡(愛教大) : ブラックホール探査で天文教育(20+5)
- ・高橋労太(苫小牧高専) : ブラックホールの時空での光の振る舞い(20+5)
- ・斉藤秀樹(長野市博物館): 博物館における天文教育～生涯学習を通して～(ショートコメント 5+5)
- 第 2 部:ブラックホールの学習教材と実践(120 分+15 分休憩)
- ・波田野聡美(Asterisk) : 映像で見せるブラックホール(20+5)パスワード付き
- ・嶺重 慎(京都大) : ブラックホールシミュレーション事情とプラネ番組(20+5)パスワード付き
- ・大羽 徹(名大附属中高): 相対論・宇宙論の授業実践と生徒研究員制度の活動(15+5)パスワード付き
- ・日高正貴（愛知県立明和高）: SSH部・地学班でのこれからの取り組みパスワード付き
- ・竹浦史朗(交野市倉治小): 小・中学校の天文教育(ショートコメント 5+5)
- ・高橋 淳(水海道一高) : さわるブラックホールが欲しい(15+5)パスワード付き
- ・孝森洋介(和歌山高専) : 重力レンズの製作(15+5)
- 〔休憩 15 分〕
- 総合討論(45分) モデレーター: 嶺重慎
- 具体的な討議内容は、「銀河中心およびブラックホールを素材の教材開発」 ブラックホールにまつわる動的現象(恒星やガスの運動、ジェット噴出、マイクロレンズなど)の 多波長観測データとその可視化(動画化)が中心テーマとなろう。
