これからの一般公開の予定 2017年度
会場: 愛知教育大学 自然科学棟5階 518室 & 天文台
第126回 2018年 4月 14日(土曜日)
どなたでも参加できます(予約は不要です)
観望会時の屋上は寒いです。寒さ対策をして下さい。
ポスターA/チラシはこちらからポスターB/チラシはこちらから
18:00~19:00 天文ミニ講座「X線観測衛星『ひとみ』が観た銀河団 」
- 愛知教育大学 准教授 幅 良統
19:00~20:30 天体観望会「冬の大三角と春の大三角」
19:00〜20:30 3Dシアター「3D宇宙の旅」(複数回上映)
- <天文ミニ講座>
- 銀河団とは,数百から数千個の銀河の大集団の ことを指し,重力的に束縛された宇宙最大の天 体です.可視光線の観測では,文字通り,銀河 が密集して存在していることが確認できますが, X 線で観測をすると,希薄で高温 (数千万から 数億度) のガスが銀河団全体を覆うように存在 していることがわかります.このガスを構成し ている元素の割合や,ガスの運動速度を観測的 に測定できれば,宇宙における元素合成 (=化学 進化) や宇宙の構造形成の解明につながると考 えられています. 2016 年に打ち上げられた日 本の X 線天文衛星「ひとみ」は,初期運用中に ペルセウス座銀河団の観測を行いました.「ひと み」には,従来の X 線天文衛星に比べ,10 倍以 上も高い精度で X 線のエネルギーを測定できる 観測機器が搭載されており,様々な元素が放つ 特性 X 線の強度およびガスの運動速度を精密に 測定しました.本講演では,「ひとみ」の観測結 果を中心に,宇宙最大の天体である銀河団につ いて紹介します.
- <夜の天体観望会>「冬の大三角と春の大三角」
- このころ東の空には「しし座」や「おとめ座」、 「春の大三角」が見えるようになります。(観望 会終了後の時間帯になってしまいますが)東の 空には「木星」が久しぶりに見えるようになり ます。西の空にはまだオリオン座やおうし座な ど冬の星座も輝いております。間もなく、星座 の世界も春になります。移り行く冬の寒空の星
- 座を名残惜しんで下さい。
- 天文台(観望会会場)は、まだまだ寒いです。 暖かい服装にてお越し下さい。
第127回 2018年 5月 19日(土曜日)
どなたでも参加できます(予約は不要です)
-
- 18:00~19:00 天文ミニ講座
- 「 原始惑星系円盤から惑星へ 地球はどのようにして生まれたのか? 」 愛知教育大学 講師 政田 洋平
- 19:00~20:30 夜の観望会「春の大曲線と木星登場!」
- 19:00~20:30 3Dシアター
! 注 意 !
- 冬場:屋上は非常に寒くなりますので,十分な防寒着が必要です.
- 観望会の間は足元が暗くなりますので,ご注意ください
- かかとの高い靴や短いスカートは避けてください
- 大学構内での場所の案内は,看板や掲示に注目ください
- 自家用車でお越しの場合,大学構内の駐車場をご利用ください